昔々の自分のこと。
昔話するのが好きな僕の垂れ流し。
幼稚園児だった僕は、よく迷路を描いてた。
迷路を解くんじゃなくて、作ってた。
なんでなのかな?
もしかしたら、あの頃は「道」を描くのが好きだったのかも。
真っ白の紙を縦に並べて、ひたすら2本線を描いたりもした。
その上にミニカーを置いて高速道路にしてた。
紙の無駄遣いだよね、今考えるとね。
でも親は止めなかったな。それが嬉しかった。
それからあの頃はやけに友達が居た。
お医者さんごっことか、映画ごっこをしてた。
ピアニカのケースを担いでカメラマンのフリをするんだよね。
子供だからできたことかも。
まあ、悪くない遊びだったね。
思い返すと笑顔になるもんね。
それから父との想い出。
僕の父は運送業界の人だった。
深夜から早朝、母と一緒に見送った。
たまには一緒に移動することもあった。
トラックの中は意外と広いんだって、その時知った。
トラックのカスタムを手伝ったりもしたなぁ。
父はたしかサイドのランプの色をよく変えてた。
あとウィンカーのパターン変えたりね。
あの時間、たしかに幸せだったはず。
僕は幸せだと思ってたし、父も母も幸せだったはず。
今でもそう思ってる。
時間を切り取ることができれば、きっとそんな時間もたくさんある。きっとね。
それから、父はすごく厳しかった。
食事のマナーとか社会での礼儀みたいなものをずっと示してくれた。
おかげで礼儀で苦しんだことは今までないと思う。
そんな厳しい父だったけど、たくさん笑ってくれた。
たまにビールの缶をわざと振ってから運んだら、噴き出したの見て笑ってくれたっけ。
楽しい時間だった。ほんとの本当。
父との思い出は小学生の低学年の頃の話もあるかもしれない。
詳しくは覚えてないけど、こんな感じかな。
まだまだかけることあるはずだけど、また今度。
だからとりあえず。
今はおしまい。